ご挨拶

囲碁の起源は、中国の春秋戦国時代には成立していたといわれている。その後、琴棋書画(きんきしょが 棋は碁をさす。)として、中国の文人、士大夫が嗜むべきとされた四芸として発展した。日本には、遣唐使に加わった吉備真備(きびのまきび)が伝えたとされ、平安時代には貴族の嗜みとして好まれ、「枕草子」、「源氏物語」などの文学作品にも碁の描写が登場する。戦国時代に入ると、戦のシミュレーションとして大いに好まれ、織田信長、豊臣秀吉や徳川家康など多くの武将が、囲碁を嗜んでいた。

昭和の時代までは、囲碁を打つ碁会所があらゆる場所にあり、多くの人々が囲碁を楽しんでいた。1982年には1,130万人いた囲碁人口が2007年には240万人まで減少している。

このままでは、囲碁文化が衰退し、存続そのものも危ぶまれるとの思いからビッグ・ビーグループ名誉会長 大橋英三郎氏が、私財を投じて設立した「一般社団法人栃木県囲碁センター」を発展的に解消し、「日本棋院宇都宮支部」に統合した。

囲碁は、脳の活性化やコミュニケーション能力の向上などに有効性があると言われ、囲碁を打つことで、集中力、記憶力、想像力、対話力及び創造力等の人の持つ能力を高めることができる。

当法人は、囲碁の普及啓発及び技術の向上を図り、我が国の伝統文化である囲碁文化の伝承に資するとともに、囲碁を通じて人間形成に役立てることをもって地域社会の文化及び教育の発展に寄与したいと考えています。関心のある方は、是非一度お越しくだされば幸いに存じます。

日本棋院宇都宮支部